住まいのすぐ裏手に緑地がある。
花の咲く木もたくさん植えられており、四季を通じて様々な風情を楽しめる。
遊歩道も整備されていて、ロックガーデンや展望広場や東屋があり、休憩したり体操をすることもできる。
晴れた日などに弁当持参で出かければちょっとしたピクニック気分だ。
ここを一周するのが私の散歩のフルコースである。
先日、せっつかれるままに重い腰を上げてウオーキングにでかけた。
いつものことだが、出かける前は億劫であるが、少し歩けば気分は爽快。
縄跳びを持たされているので、申し訳程度に飛んでみる。
30回くらいで足に引っかける。（目標は１００回飛びなのに）
息を切らして、ふと見ると…
可愛い赤い実の木を発見！
この木の名前～ 何と言ったかな～ あぁ～思い出せない！
映像は鮮明に浮かぶのに固有名詞が出てこない‼
そういえば、昔阪神にこの木と同じ名前の選手がいたぞ～
阪神の選手といえば…
ムラヤマ？じゃない！ カケフじゃないし敷布でもない！
もちろんタブチ、オカダじゃない！
（思い巡らすこと数分）そして、閃いた！マ・ユ・ミ？
アッ！それだ！それそれ‼やっと出た！
マユミ！真弓！檀！
マユミはニシキギ科の低木。雌雄異株で春には淡い緑色の小花を咲かせる。
秋になると四角いピンク色の実がなり、熟すと自然に裂けて中からオレンジ色の種子が顔を出す。
紅葉や個性的な果実を観賞するため、古くから庭木や盆栽として親しまれてきた。
樹質は柔軟性があり緻密で堅牢なことから高級弓材や、櫛、印鑑、将棋の駒などに使われている。
「深山辺や真弓よりこき色ぞなき紅葉は秋のならひなれども」（土御門院）
紅色の種子は山林の中でひときわ目を引くが、毒性があるそうだ。
確かに、美しく目立つものには毒があり勝ちだ⁈
何はともあれ、心して接することが肝要である‼
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